花見草の劇団(劇団ロゴ)

次回公演

Track.4 水面の星に願いを込めて


昔むかしあるところに、ホームレスのおっさんがいました。

ホームレスってのは嘘で、ちゃんと家はあるんだけど、
どう見てもホームレスだったからみんなそう呼んでて、
おっさんは毎晩、南極観測船がずっと居座ってる港で、
もうずっと流行ってない観覧車を眺めながら晩酌をしてて、
そこには時々、ちゃんと働いてるフリーターのお兄さんと、
カスみたいな名前のバンドのお姉さんたちと、
バンドマンの彼氏とは思えない音痴の長男と、
非行少女の高校生が来たり来てなかったりして、
止まっていた時間が動き出した気がして、
自分の手で未来が変わっていく気がして、
でも、変わるようで変わらなくて、願っても変えられなくて、
踏み出した今日は進みたかった未来じゃなくて。

そんな当たり前のことを、私は、受け入れられないでいました。
2026年3月27日(金)~2026年3月29日(日)
あさくさ劇亭
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活動実績

Track.1 最終バスの住人たち―廃熱バイパス―

渥美半島に前例のない雪が降る日。三沢製鉄の送迎バスの運転手をしている腰痛持ちの長尾は今夜も最終バスで顔なじみの従業員たちを送迎する。鍼灸を学ぶため日本に来て、今は三沢製鉄で働く勤勉なベトナム人の青年ダン、入社したばかりで以前はニートだった若槻、事故で右腕が動かなくなり、上司から白い目で見られる古河、不摂生で肥満体の粗野な有田部長を送迎する最終バスは長尾なりの「最後の福祉施設」であった。だが、道中突然、古河がバスを降りるという。この雪の山道を降りたら、行くところはどこにもない。制止も聞かず、「生きているのは楽しいか。どうせろくな暮らしもできないのに何で働いてるのかって思わないのか」と言い捨て、去っていった...
2025年2月28日(金)〜2025年3月2日(日)
上野小劇場
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Track.2 ゴミ屋敷と愉快な仲間たち

特急停車駅とは名ばかりの過疎駅から自転車で30分、陸の孤島に住む引きこもり大学生の小森。ゴミを捨てる気力も無くゴミ屋敷で暮らす小森の元に、愉快な仲間たちがやってくる。彼らはゴミ山の中から楽器を発掘し音楽を奏でだす。
2025年8月7日(木)~2025年8月9日(土)
北池袋新生館シアター
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Track.3 追って追って追手

人類滅亡まであと40分。アナウンサーも駆け出したいのを我慢した表情で懸命に事実を伝えている。人類総余命40分時代、思い残すことはなんだろうか。誰もが大切な何かに向けて駆け出してゆく。俺にも駆け出したい相手が、好きな人がいる...! 俺はあの子に想いを伝えなければならない!

あれ、あの子、もしかして彼氏いる?
2025年9月20日(土)~2025年9月21日(日)
Art Center NEW

2025年9月20日(土)~2025年9月23日(火)
横浜国立大学内 Y-GSA横野外講堂
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